トップメッセージ

本年、住環境研究所は創立50周年を迎えることができました。
これもひとえに、長年にわたり私どもの活動を支えてくださった皆さまのご理解とご協力の賜物と、心より感謝申し上げます。
当研究所は、創設以来「より快適で安心できる住まいと暮らしの実現」を使命とし、住環境に関する研究・技術開発に取り組んでまいりました。社会や環境が大きく変化する中で、住まいに求められる役割も多様化しております。省エネルギーや健康、安心・安全、そして持続可能性といった課題に、私たちはこれからも真摯に向き合ってまいります。
50年の歩みは、次の50年へとつながる礎です。これまで培ってきた知見と経験を活かし、未来の住環境づくりに貢献できる研究所であり続けることをお約束いたします。
今後とも変わらぬご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。
株式会社住環境研究所
所長太田 真人
創業

「住環境研究所」 設立
「㈱住環境研究所(JKK)」 は、日本の住まいを『住環境』という広い視点で捉える考えでスタートしました。
住宅本体だけではなく、人の健康・快適性・省エネ・環境との調和といった総合的な住環境が重要だと認識されるようになりました。「日本の 『住環境』 研究の拠点」を目指し、設立しました。



略歴
1944年福島県生まれ
1967年東京大学建築学科卒業
1970年積水化学工業株式会社と共同で「セキスイハイムM1」を開発
1972年東京大学大学院(内田祥哉研究室)「部品化建築論」で工学博士
1971年大野建築アトリエ一級建築士事務所開設
1975年住環境研究所設立 初代所長
著書
「現代民家と住環境体」鹿島出版会、「地域住宅工房のネットワーク」彰国社、「現代の住宅-七つの町づくり設計」丸善、「JKK ハウジング大学校講義録」(共著)小学館スクエア、ほか
50年の研究の歴史
-
1975年住環境研究所設立
工法・技術研究開始 -
1976年マーケティング研究開始
-
1977年住まいの間取り研究開始
木質系プレハブ住宅開発開始
-
1987年住意識・住生活研究開始
-
1988年環境設計室(リゾート開発)開始
-
1990年高齢者住宅研究開始
-
1991年住文化研究開始
-
1996年「21世紀シンポジウム」開催
新構法開発開始 -
1997年「人生90年時代の生き方と住まいのシンポジウム」開催
住宅購買行動研究開始 -
1999年「太陽光のある住まいのシンポジウム」開催
再築システム研究開始
-
2000年環境研究開始
-
2002年オーナー満足度調査開始
-
2010年在来木造事業化研究開始
-
2012年国立長寿医療研究所との共同研究
-
2014年インドネシア大学との共同研究
-
2016年「生涯健康脳住宅研究所」設立
-
2020年AI住需要予測研究開始
地域交流活動トライアル開始 -
2021年生活者定点調査開始